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26)食べる心配のない会社が生むダルさ 豊かさが奪う思考能力と人間らしさ
人生の目的と人間の幸せ

●ヒトは生き物
 生物は外部からエネルギーを取り入れて生命を維持しています。私たちも同様に、食べるという行為なしには生命を維持できません。生きるために食べるのです。遠い昔、人も食べ物を得るために野山や川や海を動き回っていました。食べ物を得るために働いていたのです。
 同様にいかなる生物も自己の命を維持するために働いて、エネルギーを得ているのです。そして、その目的は自己の遺伝子を次の世代に伝えることです。
 嫌われもののゴキブリでさえ、子孫繁栄のために懸命に餌を得ようと動き回るのです。自己の遺伝子の繁栄のために、意識があるなしにかかわらず、。、本能的に行動するのです。生きるために働く、それが生きることの基本です。
 今の日本では特別な場合を除いて、飢え死にするようなことはニュースになるぐらい希です。命を維持する本能的能力が低下していても、食べ物が昔ほど苦労しないで手に入るのです。

●生命力の減少
 生きる基本である食べ物が手に入らない状況下では、生き物は危機感を持ちます。その危機感が、生き延びようとする行動や子孫を残そうという本能を呼び起こします。危機感のない動物園で飼われている動物の多くは繁殖意欲が低い傾向です。さらに、飼育係が苦労して新しい命を誕生させても、積極的な子育てをしません。本能の欠落です。結局、飼育係が授乳をするなんて言うことは珍しくないのです。
 生きるために懸命さを必要とする環境が、本能的に生命維持力と子孫を残そうとする欲求を向上させますが、その基本である食べ物に対する激しい欲求が今や必要のない社会になっています。黙っていても、目の前に餌が出てくる仕組みなのです。当然に闘争本能も生命活動能力も低下します。生命活動能力が低下しても、生きていられる社会構造なのです。生きることに前向きでなくてもいいのです。自然に気力充実、努力、勇気、情熱、夢、生き生き、俊敏などの行動が消えて、疲れやすく、ダルイ社会ができあがっています。

●夢の喪失
 現代の人々、それも経済的に豊かになった社会の人々が抱える大きな悩みが夢の喪失です。
 努力しないと得られなかった様々な夢が、豊かになったおかげで、望めば目の前にゴロンと出てくる社会になってしまったのです。
 ヒトの心は苦労して手に入れると、感激も同時に感じるように作られています。それを味わえないのです。夢を手にするまでの間、ヒトはさまざまな思いを夢に馳せます。想像力が働き、思考能力が向上し、気配りや思いやりまで向上します。やっと手に入れたモノだから愛着心が芽生えることも多いのです。モノをあふれさせ、粗末にして、壊れれば即、捨ててしまう社会を作り出している人々の心が幸福感を得られるのでしょうか?
 ヒトは人であり人間です。
 分類学上ならばヒト、人は個人的な意味合い。人間ならば人の間に生きる、社会的つまり、人と人が相互に心身支え合って生きるという意味です。ですから、人らしくではなく、人間らしく生きると言うのです。
 今は文字の意味さえ深く考えません。考えなくても目の前にゴロンと出てくるからです。思考能力が欠落している人が、急増しているのもわかる気がします。人の話は聞くだけで聴いていませんし、見るだけで視ていません。
 人は居住環境によって精神的に大きな影響を受けます。物質的に豊かな社会でも話しが通じない、心も通じない、日本語も解らない感性を持った人がウロウロするような環境に住みたくもないし、そこには人間としての幸せも感じられません。幸せは決して個人的なものではないのです。微笑みと、目と目でわかり合うような・・人々が行き交う街、それが人間の幸せです。



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